こんにちは!
株式会社都建築です。
皆さんは屋根の形について考えた事ありますか?
私は自分が家を建てる時まで屋根について考えたが事なくて、その形状も色々あるなんて知らなかったんです(;’∀’)
改めてご近所や、通勤でいつも通っている道沿いのお家の屋根を見てみると、色も素材も形状もホントに多種多様でした。
今日はちょっとその時のことを思い出してこのテーマです💧
先日、屋根”材”について書きましたので、今日は”形状”について( ..)φ
まずは切妻(きりづま)
恐らく一番ポピュラーで想像しやすい形?洋風でも和風でも有りますね^^
特徴としてはシンプルなので施工しやすく雨漏りの心配も少ないです。
壁の面積が増えます。小屋裏が大きく取れる。
角が背が高くなるので、北側斜線とか道路斜線とか高さの制限が関係する場所では厳しい場合あり。
寄棟(よせむね)
この形もよく見る。洋風も和風もイケますね。
切妻と比べて屋根の面積増えます。壁の面積減ります。
構造が複雑なので雨漏りのリスクが増えます。
少し違って、てっぺんから4面屋根になってるのは方形(ほうぎょう)
正方形のお家じゃないと出来ないのかな?
そして片流れ(かたながれ)
こちらはネーミングから想像できるようにこんな形です。どちらかと言えば洋風?
非常にシンプルな形なので雨漏りの心配少ないです。壁の面積増えます。
樋の施工が1か所だけで済みます。もちろん全部そっちに流れていきますが。
1面の面積が大きいので、太陽光を考えているお宅ならソーラーパネルたくさん乗せられそうですね!でも傾斜を南に向けると北が頂点になるので、これまた北側斜線には注意です。
入母屋(いりもや)、越屋根(こしやね)
ザ・日本家屋って感じです。
伝統を感じますが構造がより複雑なので施工費は増えます。
近年流行りの古民家では囲炉裏やかまどの上部に換気のため越屋根があったりしますね。
他にも、鉄骨造で屋上を活用出来る平らな屋根の陸屋根とか、有名な建築家の方が設計した公共の施設でありそうな丸いRの屋根とか…
色々な形状が組み合わせてあったりホントに様々です。まさに十軒十色です!
見た目の好みもあるでしょうが、構造が複雑であればその分コストは上がるし雨漏りのリスクも増えてしまうのです。
長くなってしまいましたが、色んなことを総合的に考えて、ウチの社長は切妻オシです(o^^o)